MySQLコマンド解説

バックスラッシュ(エンマーク)と英字の組み合わせで呼び出せるコマンドの紹介と解説

\?

意味はそのままhelpコマンド
\hと同じ。?の単体入力でも動作
パラメータ付属で、階層にジャンプできる

\c

コマンドの取り消し
多行にわたってコマンドを入力していた場合、このコマンドで入力状態から脱出できる
clearと等しいが…入力途中の状態からclearの記述で脱出するのはどういう文法になるのか?

\r

connectと等しい
現在の接続状態を参照できる
Connection idについては…現在詳細調査中
発行したコマンドの数…?
Current databaseは現在参照しているデータベースを確認できる
何も設定していなければ*** NONE ***が帰ってくる

\d

delimiterと等しい
ステートメントデリミタの設定プロパティ

delimiter [指定したいステートメントデリミタ]

で設定
要するに、SQL文の実行が行なわれる条件文字を設定できると考えれば大体あってる
複数文字も指定可能。10文字でもドンとok
なおエスケープ文字をデリミタに設定する事は、推奨されていない

\G

egoと等しい…筈なんだけどegoで呼び出せないぞ…?
主にSELECT文とかに付ける事で、戻ってくる結果テンプレートが垂直型に変更される
・デフォルトの場合

mysql> select * from test;
                          • +
| id | txt |
                          • +
| 1 | test1 | | 2 | test2 | | 3 | test3 | | 4 | test4 | | 5 | test5 | | 6 | test6 |
                          • +
6 rows in set (0.00 sec)

・ \G指定

mysql> select * from test \G;
 *************************** 1. row ***************************
 id: 1
txt: test1
 *************************** 2. row ***************************
 id: 2
txt: test2
 *************************** 3. row ***************************
 id: 3
txt: test3
 *************************** 4. row ***************************
 id: 4
txt: test4
 *************************** 5. row ***************************
 id: 5
txt: test5
 *************************** 6. row ***************************
 id: 6
txt: test6
6 rows in set (0.00 sec)

ERROR:
No query specified

指定する時に、 \Gではなく \gを指定すると別のコマンドになるので注意

\q

exit、quitと等しい
脱出。終了
mysqlからの撤退が出来る
exitとquitは微妙に動作が違うんだけど、どちらも \qと関連付けられてる…

\g

goと等しい
\Gと間違えるとハッピー☆
…クエリー実行?起動時に-Gのオプションを設定していないと

ERROR:
No query specified

って言われる
登録しておいたクエリーを呼び出せるのか?良く分からない…今度実験してみまふ

\h

help、 ?や \?と等しい
ヘルプを参照可能

\t

noteeと等しい
出力ファイルの吐き出し中に指定すれば吐き出しを中止できるらしい
…実際に動かした事が無いから何ともいえない…

\p

printと等しい
まんま出力。どういう風に有効活用するのか、今一分からんのだが…
とりかえず、利用例

mysql> select * from test \p;
                          • -
select * from test
                          • -
                          • +
| id | txt |
                          • +
| 1 | test1 | | 2 | test2 | | 3 | test3 | | 4 | test4 | | 5 | test5 | | 6 | test6 |
                          • +
6 rows in set (0.00 sec)

こんな感じで帰ってくる

\R

promptと等しい
\rのコマンドは別機能で存在してるので、必ず大文字を入力する事ー
アーギュメント無しで実行すれば、変更したプロンクトをデフォルトプロンクトに戻す。要するにpromptのみで実行すればってこと
アーギュメントがあれば、簡単にプロンクトを変更できる。無論、制定済みの中から選ぶことになる
プロンクトの作り方は暇があれば解説でも作ろう…

\#

まさかの記号オンリー
rehashと等しい
呼び出せばリハッシュ

\.

まさかの記号オンリー第二段。まずい、奴ら本気だぞ
sourceと等しい
テキストファイルからのSQL実行が可能になる

mysql> source filename;

…と指定することー

\s

statusと等しい
クライアントとMySQL間の接続プロパティを返す
show statusならMySQLのステータスを返してくれたりする
…でもさ、これ要求するぐらいだったら設定ファイルを確認──ああ、DBが外部の場合のプロパティなのか

\T

teeと等しい
ログ出力のon/off
実行する度にon/offが切り替わる
ログインの際のオプションで予め指定することも可能なプロパティ
パラメータを設定していない場合は、前回のファイルを該当させるんで注意

\u

useと等しい
データベースローッド!

\C

charsetと等しい
文字コード制定
テーブル作成のSQLに付属させればテーブルの文字コード
単体で動作させればmysql自体の文字コード
パラメタを制定する事で設定。単体でもなにか動くのだが…その場合は何をしようとしているのだろうか?

\W

warningsと等しい
\wと間違えないように
warningの参照を許可する?結果を翻訳したらそんな感じなんだが…

\w

nowarningと等しい
\Wと間違えないように
このnowarningだけど、helpに項目が無いんですが…w
warningの参照を禁止するみたい


・2008/05/11
\rから以下を追加記述